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「もっと自信を持った方がいいよ」。今年に入ってからもう何人に、この言葉を言われただろう。先輩や友人、そして母にまで。はじめはあまり気にも留めず、謙遜の言葉を並べて流していた。自覚はしていたが、半ば開き直っていたのだ。私にはそれくらいがちょうどいい、性格は変えられない、と。
しかし、こうもいろんな人に同じことを言われると考えざるを得ない。私の態度や言動に表れる自信の無さは、どこからくるのか。過去の失敗や苦い経験。他人に対する劣等感や恐怖心。それらが無意…
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