新潟県教委

「食事の時間もない」死亡の難病職員友人証言

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
2017年4月18日午前1時22分に友人に送ったラインのメッセージ=友人提供
2017年4月18日午前1時22分に友人に送ったラインのメッセージ=友人提供

 月125時間の時間外労働後の1月、職場で倒れ死亡した新潟県教育委員会の女性職員(当時42歳)の三十数年来の友人、田村美礼さん(仮名、37)が、毎日新聞の取材に応じた。「骨形成不全症」という難病を抱える女性から聞いた過酷な労働環境を証言し、「『他の人と同じように働かないと』と引け目を感じていた。苦しくても『助けて』と言いづらかったのでは」と涙をこぼした。【南茂芽育】

 「目の前にある電話の音も聞こえない時があるの。仕事、続けられるかな」。昨年6月、数カ月ぶりに新潟市内のフードコートで女性と会った田村さんは驚いた。女性の表情は暗く、目の下にはくまができていた。いつもの穏やかな微笑はどこにもなかった。「一人で抱え込まないでね」。そう声をかけるのが精いっぱいだったが、これが女性との最後の会話になった。

この記事は有料記事です。

残り632文字(全文983文字)

あわせて読みたい

ニュース特集