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人生の道しるべとなった一冊、読書を楽しむきっかけとなった一冊。過去に読んだ書籍の魅力や思い出を政治家に語ってもらいます。

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河野太郎氏/下 うちと似ていた「ツバメ号」シリーズ

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自身が読んだ「ツバメ号とアマゾン号」を持つ河野太郎外相=根岸基弘撮影
自身が読んだ「ツバメ号とアマゾン号」を持つ河野太郎外相=根岸基弘撮影

ロングバージョン

 小学生の頃に読んで、いまだに取ってある本はそう何冊もない。その中でこの「アーサー・ランサム全集」(ツバメ号シリーズ)は、12冊全部を必ず引っ越し先にも持って回っている。今でも時々読む。何もすることがない日曜日に読み返したりする本だ。今、大人が読んでもそれなりに面白いと思っている。

 第1巻の「ツバメ号とアマゾン号」は母親が買ってきた。兄弟姉妹がヨットで湖の無人島に冒険をしに行く物語だ。父親は海外にいる海軍軍人でほとんど家にいないが存在感がある。そこがなんとなく、うちと似ていた。

 主人公の長男がその父親に電報で「子供だけで行ってもよいか」とたずねる。一緒に住んでいるお母さんは心配するけど、遠くにいる父親は信頼して「行ってもよいよ」と許可する。

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