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SUNDAY LIBRARY

木村 衣有子・評『たべもの九十九』高山なおみ・著

◆『たべもの九十九(つくも)』高山なおみ・著(平凡社/税別1400円)

 料理家、高山なおみさんの文章とは20年来の付き合いだ。新刊が出る度に買い求めつつ、私は幾度もの引っ越しを経たり結婚したりしてきた。そのあいだ、ずうっと夫とふたりで東京暮らしをし、数多(あまた)のレシピを世に出し続けてきた高山さんの生活の落ち着きぶりに、本をめくることで触れながら、心の平安を得ていたのだった。

 50音順の食エッセー『たべもの九十九』は、これまででいちばん内省的な本である。2年前から神戸でひとり暮らしをはじめた高山さんの今、そして遠い幼時の記憶が綴(つづ)られる。そのあいだにかつてのふたり暮らしの記録がはさみこまれる。

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