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スペイン

バスク過激派解散へ 武装闘争を謝罪

収監中のETAメンバーをバスク地方の刑務所に移すよう求めてデモ行進する数千人の人々=スペイン・バスク地方ビルバオで2018年4月21日、AP

 【パリ賀有勇】スペイン北部バスク地方の分離独立を主張し、テロを繰り返してきた過激派組織「バスク祖国と自由(ETA)」が、5月上旬に解散する方針を示した。過去の武装闘争について謝罪声明も発表。820人以上の犠牲者を出したバスクの分離独立運動は、大きな節目を迎えることになる。

 スペイン紙エルパイスによると、ETAは仏側バスク地方で5月上旬に組織解散を宣言する。今月20日、「取り返しの付かない損失を含む、多大な苦しみを与えたことを理解している。真摯(しんし)に謝罪する」との声明を地元紙に発表した。

 ETAはフランコ独裁政権下の武力弾圧に対する抵抗運動として1959年に発足し、バスク民族主義に反対する政治家や学者らを爆弾テロなどで襲撃してきた。当局による摘発が進むなかで、2011年に「恒久的な武装闘争の停止」を宣言。17年には、銃や爆発物を隠した仏側バスクの武器庫の情報を仏当局に提供し、武装解除に応じた。解散の背景には、摘発による組織の弱体化に加え、300人に上るとされる収監中のETAメンバ…

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