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国際 「戦場のピアニスト」来日 シリア難民のエイハムさん

内戦状態のシリアの現状を紹介するイベントでピアノを演奏するエイハム・アハマドさん=東京都目黒区で

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シリアとまわりの国々

 シリア内戦ないせん破壊はかいされてしまった路上ろじょうでピアノの演奏えんそうつづけ、「戦場せんじょうのピアニスト」とばれるエイハム・アハマドさん(30)が日本にっぽんにやってきました。東京都とうきょうと広島県ひろしまけん演奏会えんそうかいひらき、平和へいわへのねがいをめた音色ねいろひびかせました。

    平和願へいわねがかなしみの調しら

     シリア国内こくないは、アサド政権せいけんが2011年春ねんはる民主化みんしゅかデモを弾圧だんあつしたのをきっかけに内戦状態ないせんじょうたいになりました。おさないころから音楽おんがくしたしんでいたエイハムさんは、戦火せんかてたまちでピアノをがたることで、人々ひとびと勇気ゆうきづけてきました。

     しかし、シリアにめてきた過激派組織かげきはそしき「イスラムこく」(IS)が音楽おんがくきんじ、宝物たからもののピアノをまえやされてしまい、エイハムさんは難民なんみんとしてドイツにのがれました。親族しんぞくおおくはシリアにのこり、兄弟きょうだい政権側せいけんがわ拘束こうそくされているそうです。

     これまでエイハムさんはシリアにのこ人々ひとびとのために、ヨーロッパ各国かっこくで250回以上かいいじょう演奏会えんそうかいひらき、戦争せんそうがもたらすかなしみをうったつづけてきました。今回こんかいは、学生がくせいたちによる支援団体しえんだんたい「スタンド・ウィズ・シリア・ジャパン」がエイハムさんをまねき、ヨーロッパ以外いがいでははじめての演奏会えんそうかいになりました。

     東京大学駒場とうきょうだいがくこまばキャンパス(東京都目黒区とうきょうとめぐろく)で15にちひらかれた演奏会えんそうかいでは、学生がくせいやシリアに関心かんしんのある市民しみんたちやく230にんあつまり、エイハムさんの演奏えんそうとともに、シリアの現状げんじょうつたえるはなしみみかたむけました。演奏えんそう合間あいまには、シリアにのこされたひとおもし、なみだぐむこともあったエイハムさん。「戦争せんそうかなしみしかまない。くにくにはぶつかりあうかもしれないが、ひとひとべつわたしたち個人同士こじんどうし友情ゆうじょうきずくことが大事だいじだ」とかたりました。

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