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社会の縮図と人生の俯瞰

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 エンゼルスの大谷翔平選手の活躍に沸く米大リーグ。そんな折も折、大リーグを舞台にした芝居が上演されている。米社会の縮図のような、男たちのロッカールーム。こちらもゲーム同様、スリリングだ。

 シーエイティプロデュース公演「Take Me Out2018」(5月1日まで、DDD青山クロスシアター、リチャード・グリーンバーグ作、小川絵梨子訳、藤田俊太郎演出)。事の発端は、黒人の母と白人の父を持ち、裕福な家庭で育ったスター選手ダレン(章平)による突然のゲイ告白。中南米系や日本人らさまざまな出自の選手が集まるチームの歯車がきしみ始める。

 波乱のシーズンを描きながら、語り手の一人として会計士メイソン(玉置玲央)という外からの視点を入れることで、観客を野球の魅力に引き込んでいく仕掛けが面白い。

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