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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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津波で自宅流出 大槌の女性100歳迎える

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「ピンシャンころりがいいね」と元気に100歳体操に励む大下キヨさん(左)と仮設仲間の女性たち=岩手県大槌町吉里吉里の吉里吉里仮設団地で2018年4月24日午前11時12分、中尾卓英撮影
「ピンシャンころりがいいね」と元気に100歳体操に励む大下キヨさん(左)と仮設仲間の女性たち=岩手県大槌町吉里吉里の吉里吉里仮設団地で2018年4月24日午前11時12分、中尾卓英撮影

 東日本大震災の津波に自宅を流された岩手県大槌町の大下キヨさんは4月1日、100歳の誕生日を迎えた。長男夫婦が3月末に再建した自宅から毎日、仮設住宅集会所に通い、7年間苦楽を共にした仲間と笑い、語らい、食事をし、人生を満喫する。【中尾卓英】

 国内外の支援者から寄せられた絵手紙や手芸品が彩る、同町浪板地区の仮設団地にある「ぬくっこサポートセンター」。24日午前、73歳から100歳までの女性7人が2時間余り、ストレッチや筋トレ、体幹運動など「100歳体操」で体を動かした。

 「お金はためない。ためるのは筋肉。大下さんのように100歳になっても、寝たきりにならないで2本の足で歩いてね」。釜石市から通う健康体操指導者の女性(65)が語りかける。参加者は「義母は72歳で亡ぐなった。おらいもと思ってたけど、気がづくと93歳になってた」。そんなぼけとつっこみに、笑顔の輪が広がる。

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