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南北首脳

朝鮮戦争「終戦」意思確認へ調整 27日会談

南北首脳会談の舞台となる板門店の韓国側施設「平和の家」=AP

韓国側、南北首脳会談の定例化など提案へ

 【ソウル米村耕一】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長による27日の首脳会談に向け、南北当局は首脳会談でまとめる共同宣言に、休戦状態にある朝鮮戦争(1950~53年)の終戦の意思を両首脳が確認する内容を盛り込む方向で最終調整を進めている。焦点となっている非核化については取り扱いが決まっておらず、首脳会談での直談判になる見通し。

 また、韓国側は、南北首脳会談の定例化や、偶発的な衝突防止のため南北連絡事務所の設置も提案する。北朝鮮側と合意できた場合、設置場所としては南北軍事境界線付近、板門店(パンムンジョム)の韓国側が最有力だという。

 首脳会談は板門店で開かれる。午前中に関係部署を含めた拡大会談、午後に文大統領と金委員長による単独会談に移り、その後、夕食会が準備されている。

 共同宣言については、これまでの閣僚級会談などで内容に関する議論が一定程度進められているが、非核化に関連する文言については調整が進んでおらず、最終的に両首脳間の協議で詰められるとみられる。

 韓国側は北朝鮮に非核化を促す一方で、北朝鮮が望む体制保証につながる終戦宣言や平和体制の構築についても提案する。ただ、北朝鮮側は核問題を米国との交渉議題と位置づけているため、韓国側との協議で踏み込んだ回答は期待できない。また、終戦宣言についても、文大統領は安倍晋三首相との電話協議で「最低でも南北と米国の3者による合意が必要だ」と述べており、今回の会談は6月初旬までの開催が予定される米朝首脳会談に向けた環境整備としての性格が強い。

 韓国の青瓦台(大統領府)は25日、南北首脳会談後すぐに文大統領はトランプ米大統領と電話で協議すると発表した。両大統領による早期の首脳会談も調整中だという。

 韓国の南北首脳会談準備委員会は25日、両首脳による最初の握手から夕食会までのリハーサルをし、首脳の動きやスケジュールを点検した。26日にも最終チェックを実施する。

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