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鳥取県警

求む警察犬! 出動件数7年で3倍、慢性不足

臭気選別の訓練をする「モーリー号」と、指導をする前田博さん=鳥取市で2018年4月16日午後3時16分、阿部絢美撮影

 鳥取県警が嘱託する警察犬の出動件数が近年急増している。高齢化を背景として認知症を持つお年寄りらの徘徊(はいかい)事案が増え、捜索活動に駆り出される回数が増えているのが一因だとみられる。一方で、慢性的な警察犬不足にも悩まされていて、県警は将来的な運用に不安を抱えている。【阿部絢美】

 7歳のシェパード「モーリ号」は昨年11月の審査会で合格し、嘱託犬に任命された。パートナーを組む指導手、前田博さん(69)=鳥取市=は散歩の合間に指導を続けている。足跡追及訓練では事前に嗅がせた前田さんの軍手の匂いを頼りに、草地に置かれたもう一つの軍手の所まで、道順も間違うことなくたどり着くことができた。前田さんによると、実際の出動は訓練と違って犬が生活のリズムを崩したり、長時間の捜索で疲れを見せたりすることがある。それでも前田さんは「少しでも役立てるのであれば、愛犬と頑張っていきたい」と力を込める。

 県警鑑識課の統計では、県内警察犬の出動回数は2010年が21件。17年には67件と3倍を超え、うち行方不明者の捜索だけで50件を占める。認知症を抱えている高齢者の家族から「自宅からいなくなった」という相談が相次いでいるのも増加の背景にあるという。

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