メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

情熱大陸

13歳から「勝負師」として生きて来たハタチのプロ囲碁棋士・一力遼の涙の味

<プロフィル>一力遼(いちりき・りょう) 1997年宮城県出身。新聞社や放送局を経営する一力家の長男として生まれ、5歳で囲碁を始める。2014年高校1年生の時に史上最年少16歳9カ月で棋聖戦リーグ入りを果たし17歳3カ月で新人王となる。現在は早稲田大学社会科学部に在籍中。昨シーズンの賞金ランキングは井山裕太に次いで2位。気分転換は“ラーメン店めぐり”、体重増加を気に病む乙女チックな一面も持つ20歳。

[PR]

「井山さんの一強時代に終止符を打つのは自分でありたい」

 囲碁界の絶対王者として君臨する天才棋士・井山裕太に続く逸材との呼び声も高い20歳の現役大学生プロ棋士、一力遼が、ドキュメンタリー番組「情熱大陸」(MBS製作著作/TBS系全国ネット、4月29日午後11時25分~11時55分)に登場する。

     驚異的な記憶力を武器に13歳でプロとなり数々の最年少記録を塗り替えて来た一力だが、絶対王者である井山の壁は高く目下13連敗中……。

     番組では実は今年1月、国民栄誉賞を受賞した井山に密着取材をしていた最中、その対局相手だった一力と出会った。井山に完敗し、己の不甲斐なさに人目もはばからず涙を流す20歳の青年の姿に、彼を突き動かすものを知りたくて取材を開始した。

     同世代仲間との食事やフットサルでは、スマートフォンの写真アプリに興じるなど若者らしい幼い表情を見せるが、碁盤の前に座ると一転、目に強い輝きを宿す一力。

     王者・井山も20歳で最初のタイトル 名人位を獲得しており、世界的に見ても囲碁界の中心にいるのは20歳前後の棋士たちだ。

     だが実は今、一力自身はプロになって8年間で最大のスランプの中にいるという。井山に追いつき追い越したいという焦りにも似た激しい思いとは裏腹に、ここ一番の対局で勝利をつかめない。決勝まで進めば井山に雪辱を果たすチャンスとなるトーナメント戦では準決勝敗退、日本代表の一人として臨んだ中国での国際棋戦でも初戦敗退……棋士であれば必ず誰もが経験すると言われる“スランプ期”を彼はどうやって抜け出すのか?

     厳しい勝負の世界で、一体今の自分はどこまで行けるのか。もがき、焦りながらも囲碁界では例を見ない大学に通いながらのプロ活動にこだわり、誰よりもタイトルを切望するハタチのひたむきな想いを追った。

    おすすめ記事
    広告
    毎日新聞のアカウント
    ピックアップ
    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. 台風19号 寝室で増水 目の前で夫「世話になったな」…86歳妻「1人はつらい」福島・いわき 

    2. マラソン・競歩会場変更 森会長「やむをえない」 現場の衝撃、費用膨張懸念も

    3. 「これ、死ぬわ」車、流され転落 脱出までの4分間をドラレコが記録

    4. 東京・立川でイノシシ目撃 昭和記念公園が閉園 台風影響か

    5. 天皇陛下即位パレード 延期を検討 台風被災地に配慮

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    今週のおすすめ
    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです