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日雇い労働者の町として知られた東京・山谷(さんや)の一角に、実験的なカフェがオープンした。経済的に困っている人などにカフェ周辺のゴミ拾いを手伝ってもらう対価として、軽食やコーヒーを提供する試みで、社会との関わりを持ってもらうことを目的にしている。【後藤豪】
店名は「さんやカフェ」で、吉野通り沿いの簡易宿泊所「ホテル寿陽」(東京都台東区)の1階に3月30日にオープンした。一般社団法人「結YUI」(東京都荒川区)が運営する。
軽食を提供する清掃活動プロジェクトが始まったのは、今月23日。この日夕、カフェに生活保護を受給する人など5人が集まった。約30分かけて、カフェ周辺の道路でたばこの吸い殻や空き缶などを集めて回った。店に戻ると、イタリア風サンドイッチ「パニーニ」が提供された。
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