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DV被害者支援へ 臨床心理士・有園さんの遺贈金で 助成団体公募へ /兵庫

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在りし日の有園博子さんについて語る姉の阿部順子さん=兵庫県庁で、反橋希美撮影
在りし日の有園博子さんについて語る姉の阿部順子さん=兵庫県庁で、反橋希美撮影

 公益財団法人ひょうごコミュニティ財団(神戸市中央区)は、兵庫教育大教授で臨床心理士の故・有園博子さん(享年57)、ひょうごコミュニティ財団提供=からの遺贈金約9000万円を使い、DV(ドメスティックバイオレンス)や性暴力の被害者支援に取り組む団体や研究者を助成する基金を設立すると発表した。今秋以降に公募を始める。

 有園さんは県こころのケアセンター研究員を経て、2007年に兵教大に着任。DVや性暴力、児童虐待の被害者へのカウンセリングに長年携わってきたほか、JR福知山線脱線事故の遺族の心のケアに取り組んだ。16年10月にがんと診断された後も精力的に活動し、昨年12月に亡くなる直前に「遺産を地域の被害者支援に役立ててほしい」と法人への寄付を決めたという。

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