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「RDA横浜」の野口陽さん(左)の指導で、馬上でボールを使い体を伸ばす吉村渉さん=横浜市神奈川区で

 「ホースセラピー」は乗馬や馬とのふれあいによって障害や病気を改善させるリハビリだ。心身の機能回復という効用の一方、インストラクターや馬の不足などの課題がある。ホースセラピーは欧米のように成熟するだろうか。

 ●障害者向け訓練

 3月末、横浜市神奈川区にある馬術練習場では、満開の桜が舞う中、子どもたちが乗馬を楽しんでいた。NPO「RDA横浜」が週4回開いている障害者向け乗馬のレッスンだ。RDAは「障害者乗馬協会」の略で、英国に本部があるチャリティー団体だ。

 「止まれ!」。馬上の吉村渉さん(14)が命じると馬はその場で立ち止まる。「おー、声出るようになったじゃん」。レッスンを主導する獣医師の野口陽さん(46)が吉村さんをほめる。乗馬だけではない。リハビリメニューにはボールや輪投げを使った全身ストレッチもある。「疲れたけど楽しかった」。吉村さんが馬の首筋をぽんぽんたたいて笑う。

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