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大相撲の巡業で、力士が土俵で子どもたちと相撲を取る「ちびっこ相撲」に、女の子が参加できなくなった問題で、毎日小学生新聞に子どもたちから意見が寄せられた。ほとんどが「危ないからといって、女の子だけ出られないのはおかしい」など、日本相撲協会の対応に疑問を投げかけている。
今月8日、静岡市で開かれたちびっこ相撲で、日本相撲協会から「女の子は遠慮してほしい」と連絡があり、女の子が参加できなくなった。協会は「昨年秋、安全のため女の子を参加させないことを決めた」とし、土俵に女性が入ってはならないという「女人禁制とは関係がない」と説明している。
しかし、子どもたちの視線は厳しい。「力士の名前や技を大体知っています」という大阪市天王寺区に住む相撲ファンの小4の女子は「『女子でけがをする人がいるから』は変な理由だと思います。私は、男女どっちも人間なのでどっちもけがをすると思います」。山梨市の小5の男子も「安全のためならば、男の子も危ないのではないかなあ?」と疑問を投げかける。
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