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時代の風

金正恩外交の勝利 恐怖後の「希望」に警戒を=京都大教授・中西寛

=太田康男撮影

中西寛(ひろし)

 世界が注目した板門店での首脳会談は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が文在寅韓国大統領の手を取り、軍事境界線の北側に招き入れた場面が全てを物語っていた。西側メディアが「歴史的瞬間」を報じる中、金氏は外交舞台で見事に主役を演じ、実質的な譲歩をすることなく成果を獲得し、会談の地を後にした。

 金氏は首脳会談でまず、父・金正日国防委員長と、文氏が秘書官として同行した盧武鉉大統領との11年前の…

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