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今週の本棚

『日韓国交正常化交渉の政治史』=金恩貞・著

 (千倉書房・6912円)

 オリンピックが終われば、朝鮮半島情勢は緊迫する、というのが多くの専門家の見方であったが、事態は予想とはかなり違う方向で流動化しつつある。そのような折、日韓国交正常化交渉の新しい通史が出版されるのは、時宜を得ている。本書は、著者の博士論文を基にしており、日韓の一次史料と先行研究を踏まえた、丁寧な記述になっている。

 日韓交渉は、大きな意味では「戦後処理」の一部だが、日韓は直接戦争を戦ったわけではなく、第二次大戦の期間中、韓国は日本の植民地であった。したがって、日韓交渉は講和交渉ではなく、韓国はサンフランシスコ講和には参加できなかった。しかし、通常の植民地独立の過程とも全く異なる。

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