メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

がんドクトルの人間学

抗がん剤副作用への対処=山口建(県立静岡がんセンター総長)

 静岡がんセンターでは、がん患者の悩みや負担の全貌を明らかにするため、2003年に大規模な全国アンケート調査を実施しました。その結果、悩みや負担は、「診療上の悩み」「身体の苦痛」「心の苦悩」「暮らしの負担」の四つに分類されることがわかりました。このうち、「身体の苦痛」には、がんによる症状や治療に伴う副作用・合併症・後遺症が含まれています。その後、13年に同様の調査を行ったところ、「身体の苦痛」に含まれる2000件余りの悩みや負担の中で、抗がん剤の副作用に関する訴えの占める割合は、03年に19・2%であったものが13年には44・3%にまで顕著に増加していました。

 これには、いくつかの理由が考えられます。第一に、抗がん剤治療を受ける患者の絶対数が増えました。この…

この記事は有料記事です。

残り1429文字(全文1762文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 覚醒剤 使用容疑で元うたのお兄さんを逮捕
  2. 安室さんコンサート 療育手帳提示で入場できず 返金へ
  3. 自民党総裁選 小泉進次郎氏、石破氏を支持
  4. 自民党総裁選 安倍首相が連続3選 石破元幹事長破る
  5. 北九州 マンションで女性4人死亡、自殺か

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです