【ワシントン清水憲司】複数の米メディアは27日、ソフトバンクグループ傘下の米携帯電話4位スプリントと同3位のTモバイルの合併交渉が進展し、早ければ29日にも発表すると報じた。両社は過去にも合併を交渉し協議がまとまらなかった経緯がある。実現すれば米携帯電話業界でトップのベライゾン・コミュニケーションズ、2位のAT&Tの「2強」に匹敵する規模になる。
報道によると、Tモバイルの親会社ドイツテレコムはスプリントの企業価値を260億ドル(約2・8兆円)と見込み、合併会社の株式42%、議決権比率としては69%を確保する方向で交渉が進んでいるといい、ソフトバンク側が経営権をドイツテレコムに渡すことになる。合併が実現すれば、加入者数は1億人を超えて2強に肩を並べることになり、米携帯電話業界は3陣営に集約される。
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