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人形浄瑠璃文楽の太夫で文化勲章受章者、人間国宝の竹本住太夫(たけもと・すみたゆう、本名・岸本欣一=きしもと・きんいち)さんが28日、肺炎のため死去した。93歳。通夜は30日午後6時、葬儀は5月1日午後0時半、大阪市阿倍野区阿倍野筋4の19の115の大阪市立やすらぎ天空館。喪主は妻光子(みつこ)さん。
幼い頃から養父の六代目竹本住太夫(人間国宝)の稽古(けいこ)を受け、1946年、二代目豊竹古靱太夫(こうつぼだゆう)(後の豊竹山城少掾=とよたけやましろのしょうじょう)に入門。豊竹古住太夫(こすみたゆう)を名乗り、同年8月、四ツ橋文楽座で「勧進帳」の番卒(番兵)を語り初舞台。文楽が2派に分裂した上、興業的に厳しかった戦後の苦しい時期を生き抜き、修業を続けた。
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