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中国軍

台湾に圧力 「独立」主張抑え込み狙う

 【台北・福岡静哉】中国が台湾への軍事的圧力を強めている。爆撃機などが連日、台湾を周回するような軌道を飛行し、台湾周辺の海域でも頻繁に軍事演習などを実施した。台湾の一部でくすぶる「独立」の主張を抑え込む狙いがある。

     日本の防衛省によると、中国軍のH6爆撃機など4機が26日、沖縄本島と宮古島の間の宮古海峡を抜けた後、台湾南方のバシー海峡上空を通過し、台湾を周回するような軌道で飛行した。18~20日にも3日連続で爆撃機などが台湾を周回した。

     中国軍は18日に台湾海峡で実弾射撃演習を行い、20日には空母「遼寧」がバシー海峡の東側海域で艦載機による発着艦訓練を実施した。

     台湾の与党・民進党には独立志向があるものの、蔡英文総統は対中関係に配慮して、就任後「独立」の主張は封印してきた。だが頼清徳行政院長(首相)がたびたび「独立」に言及し、李登輝元総統らは今月7日に新たな独立推進組織を結成した。

     中国国防省の呉謙報道官は26日の記者会見で「我々の一連の行動は『台湾独立』勢力とその活動に狙いを定めたものだ」と強調。「『台湾独立』勢力が好き勝手なことを続けるなら、我々はさらなる行動に出る」と警告した。

     一方、台湾の後ろ盾である米国では、米台の高官相互訪問を促す台湾旅行法が3月に成立し、台湾の潜水艦自主建造計画への協力に向けた動きも出ている。中国の軍事的な圧力の強化は、米台関係の進展をけん制する意図もあるとみられる。

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