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心落ちつく「居場所」に ヨルダンでシリア難民の子ら支援 松永晴子さん

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「キャンプの女の子たちもおしゃれが好きです」。現地を訪ねたフォトジャーナリスト、安田菜津紀さんの写真展会場で話す松永晴子さん=東京都渋谷区の聖心女子大学で21日
「キャンプの女の子たちもおしゃれが好きです」。現地を訪ねたフォトジャーナリスト、安田菜津紀さんの写真展会場で話す松永晴子さん=東京都渋谷区の聖心女子大学で21日

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 目をキラキラさせた子どもたちが、わあっと寄ってくる瞬間がうれしい。「持ってきた殻付きの種を授業中こっそり食べている子なんかもいて『先生にしかられるぞ』と、にやにやしながら見ています。先生の質問は、答えが分からなくてもみんな手を挙げます」

 ヨルダンの首都アンマンに来て7年。認定NPO法人国境なき子どもたち(KnK)の現地統括責任者として、隣国シリアからきた難民の子どもたちの教育支援を続ける。

 ヨルダンは2017年4月時点で約65万人の難民を受け入れている。KnKは市民と難民がともに暮らす地域(ホストコミュニティー)では補習授業、12年に開設されたザアタリ難民キャンプでは情操教育や相互理解のスキルを身に着けるプログラムなどを、それぞれ公立校で提供してきた。授業で教えるのは現地で採用した教員で、松永さんはヨルダン政府や国連機関など他団体と調整し、現地のニーズに沿った運営ができるよう目配り…

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