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激動の半島情勢

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ポスト南北首脳会談/下 我流の交渉、迫る非核化 トランプ政権「実務者」欠き不安も

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北朝鮮を極秘訪問し、金正恩朝鮮労働党委員長(右)と握手を交わすポンペオ米中央情報局(CIA)長官(当時)=ホワイトハウス提供
北朝鮮を極秘訪問し、金正恩朝鮮労働党委員長(右)と握手を交わすポンペオ米中央情報局(CIA)長官(当時)=ホワイトハウス提供

 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が新年の辞で南北関係改善への意欲を示した今年1月、在ワシントン韓国大使館の幹部職員に新たな任務が与えられた。「南北対話の理解促進担当」

 韓国が南北首脳会談を実現させるには同盟国・米国の支持が不可欠だ。しかし米国内では金委員長の発言に対し、トランプ大統領が「私が断固とした強い姿勢で北朝鮮問題に臨んできた結果」と評価する一方で、「米韓同盟にくさびを入れる戦略だ」など対話の行方に懐疑的な見方が大勢だった。

 南北関係を好転させることが米朝関係構築につながる--。国務省や議会関係者を訪ねた幹部はそう繰り返した。だが「反応は芳しくなかった」。2月末には国務省が、北朝鮮との対話路線を一貫し主張していたジョセフ・ユン北朝鮮担当特別代表の退任を発表。幹部は「正直、驚いている」と動揺を隠さなかった。

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