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JR福知山線脱線

今も震え、埋もれた「被害者」 「組織罰研究 役立ちたい」 弁護士事務所勤務・横山さん /兵庫

事故当時、身につけていたサングラスや持っていた大学の教科書を前に事故を振り返る横山健太さん=兵庫県尼崎市内で、山本愛撮影

 福岡市内で弁護士を補佐する専門スタッフとして働く横山健太さん(32)=福岡市中央区=は13年前、JR福知山線の脱線事故車両に乗っていた。けがをしなかったため、事故負傷者562人には数えられていない。だが、今でもJRの車内で体調を崩すことがあり、事故を引きずっている。「同じような乗客は他にもいるはず」。把握されているよりも被害は広く、長く続いていると指摘する。【山本愛】

 横山さんは当時、龍谷大法学部2年生。JR伊丹駅から最後尾・7両目に乗って大学に向かった。車両の隅に立っていると、JR塚口駅を通過してから、車窓の景色が目で追えないくらい速度が上がり、「やばい」と思ったという。体がふわっと浮き上がり、「ドン」と何かが爆発したような音がした。震動を全身に感じた。前を見ると、6両目から先の車両がなかった。

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