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熊野古道

江戸期の石塚を確認 参詣者、積み上げか 田辺 /和歌山

参詣者が河原の石を積み上げて築かれたとみられる「祓殿石塚遺跡」。手前は出土した宝篋印塔のレプリカ=和歌山田辺市本宮町本宮で、藤田宰司撮影

 田辺市本宮町本宮の熊野古道沿いに、江戸時代後半に築かれたとみられる石塚が確認され、「祓殿(はらいど)石塚遺跡」と名付けられた。県は現地で復元し、案内看板を設置した。

     これまでは仏教の経典を土中に埋めた「経塚」として伝えられてきた場所で、祓殿王子社跡の北約250メートルに位置する。県文化財センターが2017年10月~18年3月に発掘調査した。

     南北約15メートル、東西約4メートルの範囲に、近隣の河原などから拾ってきたとみられる直径30センチ未満の石が高さ1・3メートルに積み上げられ、石の間から18~19世紀の陶磁器や銭貨が見つかった。石を取り除いた地面からは長さ約2メートル、幅約70センチの溝と、2列に並ぶ石列が見つかり、中世のものとみられる陶器片や供養塔の「宝篋印塔(ほうきょういんとう)」の一部も出土した。経塚は確認されなかった。

     県世界遺産センターは「鎌倉から室町時代に信仰に関わる何らかの遺跡があり、その上に江戸時代の参詣者が石を積み上げたのではないか」としている。【藤田宰司】

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