メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

賢い選択

価値の低い医療/中 抗菌薬セファロスポリン 専門家「使用控えて」

耐性菌の原因 「乱発」に警鐘

 多くの種類の細菌に幅広く効く「広域抗菌薬」として知られる第3世代セファロスポリン薬は、服用の仕方を間違えると健康を損ねたりするため注意が必要だ。過剰に使えば耐性菌の出現を招くため、専門家は使用を控えるよう訴えている。【渡辺諒】

 近畿地方に暮らす女性(85)は、半年ほど右手人さし指の腫れに悩まされていた。受診した整形外科で「細菌感染による関節炎の疑いがある」と診断され、飲み薬の第3世代セファロスポリン薬が出された。10日間飲んだが、腫れが引かないばかりか、食欲の低下や下痢の症状も。別のクリニックで診てもらった時には既に意識障害が生じ、血圧も低下したため病院に運ばれたが、翌日死亡した。

 原因は、健常者の腸内にわずかにいるクロストリジウム・ディフィシル菌。抗菌薬で腸内細菌が減る一方、耐…

この記事は有料記事です。

残り2187文字(全文2546文字)

ご登録日から1カ月間は100円

いますぐ登録して続きを読む

または

登録済みの方はこちら
おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ORICON NEWS 田村淳“道玄坂69”デビューも事務所から圧力なし クレームは「覚悟の上」

  2. 100歳、歩行者はねる 「気がついたら歩道に」 新潟

  3. 携帯大手3社、値下げ肩すかし 楽天参入遅れで

  4. 「風評被害になりかねない」 菅官房長官、韓国のIAEAでの非難に反論

  5. 本人名義の出演も 西川貴教さんが語る「イナズマロックフェス」とふるさと滋賀

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです