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高次脳機能障害

苦悩伝え、社会変える 患者の手記、支援者が出版へ /大阪

手記を出版する下川真一さん。左半身にまひが残り、高次脳機能障害の経験をつづっている=東大阪市で、貝塚太一撮影

 事故や病気で脳に損傷を受け、記憶力や注意力が低下する「高次脳機能障害」の患者で、社会復帰に励む下川真一さん(50)=東大阪市=の手記に心を打たれたリハビリ関係者や支援者らが、出版に向けた準備を進めている。インターネットで寄付を募るクラウドファンディングで集めた費用で、5月にも出版する。発症から8年になる下川さんは「当事者にしか分からないこともある。自分が伝えることで社会を変えたい」と話す。【岡崎英遠】

 出版を計画しているのは言語聴覚士の西村紀子さん(48)や製薬会社に勤める石原玉美さん(47)ら。西村さんは大阪市東成区内の病院で下川さんのリハビリを担当していた2016年12月、病院スタッフから1冊のノートを渡された。下川さんの日常や苦悩がつづられていた。

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