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木語

合従と連衡のアジア=坂東賢治

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 「合従連衡(がっしょうれんこう)」は「合縦連横」とも書く。中国の戦国時代、燕、趙など6カ国が縦(南北)に連合して西方の大国、秦と対抗した外交戦略が「合従」だ。逆に秦は6カ国それぞれと横(東西)に組む「連衡」で「合従」を崩した。

 多国で1国を制する「合従」を説いた蘇秦(そしん)、多国の連携を崩す「連衡」を唱えた張儀(ちょうぎ)は諸子百家の一つ「縦横家」の代表的人物だ。諸国を遊説して名を高め、宰相に取り立てられた。今の中国でも「三国志」の諸葛孔明(しょかつこうめい)らと並ぶ戦略家として評価されている。

 中国では伝統的な「合従連衡」や「遠交近攻」などの戦略を現代の外交戦略と重ね合わせる見方が少なくない…

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