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精神障害者家族

日常的ストレス73% 地域で孤立「支援急務」

 精神障害者の家族の7割以上が日常的なストレスを抱え、6割の親の精神的な健康状態が悪いことが、各地の家族会などでつくる公益社団法人「全国精神保健福祉会連合会(みんなねっと)」(東京都豊島区)のアンケートで判明した。家族からは、相談体制の充実を求める切実な声が相次いだ。【成田有佳】

     当事者の自立した地域生活を進め、家族も安心できる支援のあり方を探ろうと、同会が2017年10~11月、障害者の家族である全国の会員ら7130人にアンケートした。回答を得た3129件の障害者との関係の内訳は、親85%▽きょうだい8・5%▽配偶者4・2%など。

     調査結果によると、「日中何もしていない」と家族が回答した精神障害者は20・2%に上っていた。障害者の就労を支援する事業やホームヘルパーの利用といった障害者総合支援法に基づく障害福祉サービスについては、39・8%が「どれも利用していない」と回答した。障害が重い人ほど割合は高くなっており、同会は、重度の精神障害者が一日中自宅で過ごしている可能性があるとみている。

     家族に対してうつの症状など気分障害の可能性を聞いた項目では、73・3%の家族が日常的にストレスを抱え、60・4%の親が精神的な健康に問題があるとの結果が出た。「親亡き後が心配」(80代女性、親の立場)、「常に不安を感じてストレスがたまる」(70代男性、きょうだいの立場)といった声が寄せられ、必要な支援を尋ねた質問(複数回答)では「24時間相談に乗ってくれること」などが5割を超えた。

     同会の小幡恭弘事務局長は「家族の高齢化が進む中、地域の中で障害者とその家族が孤立している。家族を含めた支援が急務だ」と話している。調査内容をまとめた報告書は880円(送料込み)。問い合わせは、同会(03・6907・9211)まで。

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