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福岡市

ホテル開発ラッシュ 向こう2年で33棟

JR博多駅筑紫口駅正面で建設が進む「博多都ホテル」の外観イメージ=近鉄不動産提供

 福岡市でホテルが開発ラッシュを迎えている。福岡市観光産業課によると、今年4月から2年間で新たに33棟、計約5250室が開業する予定で、収容力は現在から約2割拡大する見込みだ。訪日外国人客や国際会議開催の増加を追い風に、2020年4月以降も外資系最高級ホテル開業が計画されるなど、福岡はホテル新設ブームに沸いている。【石田宗久】

 「世界から福岡を見た時に、外資系五つ星ホテルの存在は価値がある」。福岡市・天神に近い旧大名小跡地の再開発事業で、米マリオット系最高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン」を積水ハウスと誘致する西日本鉄道の倉富純男社長は、22年の開業に向けてこう意気込む。

 福岡市のホテル・旅館は17年9月現在で209棟(計約2万5800室)。稼働率は84.0%と4年連続で80%を上回る好調ぶりだ。ホテル需要が高まっている背景には、アジアなど海外からの観光客の急増がある。16年の福岡市での外国人の延べ宿泊者数は271万人と14年比2.3倍に拡大。福岡市を訪れた観光客数が16年に2000万人を突破するなど、5年連続で過去最高を更新した原動力となっている。

 現在は外国人観光客の約7割を韓国と台湾、中国からの旅行客が占める。ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会が開催される19年には欧米や豪州からの旅行客の増加も見込まれており、ホテルの収容力アップは急務となっている。

 現在建設中のホテルは高級ホテルから宿泊特化型まで多様だ。近鉄グループホールディングス(大阪市)はJR博多駅筑紫口正面にある「博多都ホテル」(約200室)を建て替え中で、19年開業を目指す。客室面積を30平方メートル超に広げて、くつろぎの空間をアピールし、集客を図る。

 一方、訪日客が多く訪れる商業施設、キャナルシティ博多近くでは、JR九州や三井不動産によるホテル開発が進む。エイチ・アイ・エス(HIS)グループは今年12月、ロボットが接客する「変なホテル」を繁華街の中洲に開業する。ホテルラッシュに沸く福岡。業界関係者は「同じ価格帯のホテル同士で顧客争奪戦も激しくなる」と予想する。

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