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くらしナビ・ライフスタイル

流産・死産の悲しみ、癒やすすべは 自助、周産期医療現場の取り組み 思い打ち明け、互いをケア

周ちゃんを死産後、鳥廣智子さんが作り続けたフェルトの小物=大阪市北区で、野口由紀撮影

 流産や死産を経験した女性は、悲しみのあまり自らを責めてしまったり、つらい思いを誰にも打ち明けられなかったりして、長い間つらい日々を送りがちだ。少子化や晩産化によって妊娠に対する女性の意識が変化してきたことや、地域社会での人のつながりが薄くなったことが影響しているとみられる。自助グループや医療現場で近年、同じ悲しみを抱える人たちの支え合いをケアにつなげようとする取り組みが始まっている。【野口由紀】

 早朝から感じ始めた痛みが、次第に強くなった--。2007年3月中旬、38週5日目で翌日に帝王切開を控えていた神戸市東灘区、主婦、鳥廣智子さん(42)は陣痛と直感して入院準備を整え、病院へと急いだ。だが検査を受けた後、医師が発した言葉に頭が真っ白になった。「お子さんは亡くなっています」。自身の容体も急変し、意識が何度も遠のく中、産声を上げない3298グラムの男の子を出産。「周(あまね)」と名付けて…

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