- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷
周産期のグリーフ(悲嘆)ケア研究 国際日本文化研究センター・安井真奈美教授
かつては自宅で出産することが多く、死産になると胎盤などとともに処置することが多かった。また、家族らが集まって葬儀を行い、経験者が慰めの言葉をかけるなど、女性が悲しみを1人で抱え込まずに済んだ。
1970年代以降、超音波検査の普及で機器を通じて胎児が可視化されるようになったため、流産の場合も我が子の死として明確に認識さ…
この記事は有料記事です。
残り297文字(全文494文字)