メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

=木葉健二撮影

 日本の政治から、恥の文化は失われたのかもしれない。

 恥には周囲の目を気にする概念と、自分で自分を見つめた時にどう思うか、の概念があるが、今の政治には二つともないのかもしれない。

 森友問題にしろ、加計(かけ)問題にしろ、首相や首相周辺を守るために役人がうその答弁を国会で吐き続け、文書を隠し、時に改ざんしていると多くの人にみられている。そんな状態の国会へ、首相は一体どんな気持ちで行くのだろうか。昔の日本人なら、周囲の目を思い、また自分自身を顧みて潔く辞任しているように思う。一番驚いたのは、最近首相が連発する「膿(うみ)を出し切る」というフレーズを、財務省の文書改ざん、さらにはこともあろうに、加計学園の愛媛文書でも使ったこと。首相を守るために、元首相秘書官は記憶がないと何度も言ったのではないか。それを「膿」と呼んでいるのだろうか。自分は関係ないという印象操作発言なら、それこそ恥は極まってしまう。そうでないことを望む。

 国家=首相と勘違いしている人がいる。首相は国家の一部に過ぎない。首相は保守を自任していると思うが、…

この記事は有料記事です。

残り1251文字(全文1713文字)

24時間100円から読める新プラン!詳しくは こちら

いますぐ購読する

または

毎日IDでログイン
毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 米朝首脳会談中止 トランプ氏から金正恩氏への書簡全文
  2. ホワイトハウス 米朝首脳会談中止 トランプ大統領が発表
  3. アメフット 日大と勘違い 日体大が非難や中傷浴び困惑
  4. アメフット 学内から批判噴出 父母会などが行動起こす
  5. 広島・高2殺害 「わいせつできず怒り」容疑者、突発的か

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

[PR]