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味のある喫茶店

/6 珈琲亭ちろる 旭川 サロンの趣、温故知新 /北海道

 --“ちろる”の主人は詩人であった。その詩人らしい雰囲気が店にもただよっていた。少しこんではいたが、店の中はいかにも静かであった。(三浦綾子「氷点」より)

 氷点は小説家、三浦綾子さん(1922~99年)のデビュー作で、出身地の旭川市の風土や建物などが数多く登場する。発表から50年以上経過し、その多くが姿を消し、様子を変える中、当時と変わらぬ雰囲気を残す場所もある。道北最大の繁華街、JR旭川駅前の買物公園にある「珈琲亭ちろる」もそのうちの一つ。市内で現存する最古の喫茶店とされる。

 詩人で版画家の故下村保太郎さん(1909~85年)が39年に旭川市4の9で開業し、47年に現在の場…

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