メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

野外音楽フェス

市民の手で 毎年継続へCF活用 佐倉 /千葉

 昨年9月に佐倉草ぶえの丘(佐倉市飯野)で同市が初めて開催した野外音楽フェスティバル「くさのねフェス」が、今年は市民の手で開かれる。実行委のメンバーは「来た人すべてが楽しめるイベントとして、毎年継続し育てていきたい」と話し、佐倉の晩夏の風物詩にしたいと意気込んでいる。【近藤浩之】

     昨年のフェスは9月3日にあり、ロックを中心に同市ゆかりのプロ・アマのアーティスト29組が熱演し、市内外から約1700人が来場する盛況ぶりだった。市が若者を呼び込もうと、約100万円の予算で開催した。

     翌年の開催に向けて実行委設立の話が持ち上がったのは、フェスが終わって間もなく。当時、市施設の草ぶえの丘を市農政課で担当していた衛藤大和(ひろかず)さん(42)は「市のお金頼みでは、この先続かなくなる可能性もある。民間の手で独立して運営すれば成長するし、継続できるスタイルを作ってはどうかと呼びかけた」という。市内でライブハウスを20年近く営み、昨年のフェスの運営を市から委託された白幡延幸さん(40)も「フェスを続けたいという気持ちが先行し、早くそういう形にしたい」と意気投合。秋の終わりには実行委結成が決まり、白幡さんが会長になった。メンバーも十数人に膨らみ、飲食業、車の板金塗装業、行政書士、美容業など職業は多彩だ。

     課題は資金集め。音響設備などを会場に合った満足のいくものにするには「昨年の倍以上の額がかかる」(白幡さん)という。実行委は協賛者に依頼するとともに、インターネットで資金を集めるクラウドファンディング(CF)を活用。募集期間は7月9日午後11時まで、目標額は100万円で、入場券などを返礼品として用意した。白幡さんは「佐倉に縁のある人たちができるだけ参加し、みんなでフェスを作っているという感覚を持てることが、継続には大事。そのためにはCFが一番風通しの良い方法だと思った」と話す。

     フェスは9月2日開催で、約40組の出演を計画している。入場券の一般販売(1枚2000円台前半を想定)は7月11日の予定で、中学生以下は無料。家族連れも一日楽しめるよう飲食の模擬店や子ども向け遊具などもそろえる。白幡さんは「草ぶえの丘は、佐倉の多くの人にとって、小学校の校外学習などで一度は訪れた場所。懐かしみながら、存分に楽しんでほしい」と期待している。

     詳細は専用ホームページ(http://sakura-kusanone.com/)で。

    関連記事

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. ねこ駅長 「ニャー」就任で観光客5倍に JR豊後竹田駅
    2. 松尾貴史のちょっと違和感 新潟女児殺害 2次被害に無神経なメディア
    3. 熊本遺体 粘着テープで手足を拘束 死後数週間が経過
    4. 陸上 山県が2位 優勝はガトリン 男子100メートル
    5. 名人戦 佐藤名人が2勝目 再びタイに

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

    [PR]