映画「ピーターラビット」吹き替え版で、主人公のウサギ・ピーターの声を演じ、主題歌にも初挑戦した。原案となった絵本(ビアトリクス・ポター作)は、誕生から120年近くたった今でも世界中の人々から愛される大ベストセラーだ。
「お話をいただいた時は『え、ピーター役ですか?』って、すごく驚きました」。映画版のピーターは、かわいくて元気いっぱいだが、ちょっとシニカルな面もあるキャラクター。自身も周囲から「かわいい」と評されることが多く、おっとりした印象を持たれがちだが、「どっちかというと、時間に追われながらも(周囲を)仕切って仕切って生きているタイプ」と分析する。
アフレコは3日間かけて行われ、ピーターの二面性を表現するため、一つ一つのセリフのトーンにも気を配った。「声の仕事は好き。ただ、声だけで演じるのは、表現するうえでよりエネルギーを使う。終わった後は出し切った感じがあって、ビールがおいしかったです」と笑う。普段は出演作を冷静に見られないというが、「今回は客観的におもしろくて感動しました」と自信を見せる。
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