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キャンパる

新入生に贈る珠玉の一冊

 新学期が始まり、はや1カ月。5月の大型連休もあけ、そろそろ「あの病」がやって来る頃だ。そんな新入生に向けて、キャンパる記者6人が、それぞれおすすめの本を紹介する。「五月病」を吹き飛ばすすてきな一冊に出合えることを願っている。(書名、著者、出版社、発行年、価格の順)【まとめ、津田塾大・畠山恵利佳】

1 「転がる香港に 苔は生えない」 星野博美(文春文庫)2006年 1069円

 ページをめくるとそこは香港・深水埠(シャムスイポ)。非日常がいたるところに転がる街。頭上を飛行機が横切り、たくさんの人々の熱気と混沌(こんとん)が押し寄せる。

 時は1997年香港返還。それを肌で感じるために著者はこの街を訪れた。2年にわたる香港の生活で感じたこととは。夢破れたエリートや家族と離れて暮らす密航者。国や時代に翻弄(ほんろう)されながらも、人々は明日を生きていく。写真家である著者の本質を見据えた独特の視点が痛快だ。

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