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現場から

新名神・橋桁落下事故2年の「後遺症」/上 客足戻らず閉店も /兵庫

通行止め期間中に客足が遠のき、閉店した国道沿いの飲食店=兵庫県西宮市山口町下山口1で、黒川優撮影

 2016年4月に神戸市北区の新名神高速道路の建設現場で橋桁が落下し10人の作業員が死傷した事故は、4月22日で2年となった。事故現場を含む川西インターチェンジ-神戸ジャンクション間(16・9キロ)は3月18日に開通し、ゴールデンウイーク中の渋滞緩和に効果があったとの報道も出ているが、地元では事故の「後遺症」が続き、刑事責任を問う難しさも露呈した。事故が残した課題を追った。【黒川優】

 4月中旬、事故現場近くの西宮市山口町下山口の国道176号沿い。橋桁落下の現場から南に数百メートルにわたり建ち並ぶ飲食店は、昼食時でも人影が少なく、シャッターが閉まった店もあった。喫茶店を経営する大岩俊信さん(70)は「事故の後は、ここら一帯はどこも暇や」と自嘲気味に話す。

 西宮市と神戸市北区をつなぐ国道176号は、平日1日あたり約2万8千台が通る幹線道路だが、落下した橋桁でふさがれ、南北約1・5キロが約2カ月半、通行止めになり、解除後も客足は戻らなかった。原因の一つとして、通行止めの期間中、常連客が迂回(うかい)路沿いの店に流れ、そのまま元の店に戻ってこなかったことが挙げられる。現場近くで飲食店を経営する別の男性は「必ずしも通行止めだけが原因とは言い切れないが、客…

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