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激動の世界を読む

急転する朝鮮半島情勢 冷静な観察と分析必要=東京大公共政策大学院長・高原明生

手を取り合って軍事境界線を越える北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(左)韓国の文在寅大統領=板門店で4月27日、韓国共同写真記者団

 今から30年ほど前、1980年代末から90年代初めにかけて世界は大きく転換した。冷戦の終焉(しゅうえん)、ベルリンの壁の崩壊と東欧の体制転換、そして米国のハイテク軍事技術を見せつけた湾岸戦争。やがてソ連邦が解体し、東アジアでは日本の膨張した経済バブルが破裂。いわゆる天安門事件を起こして一旦は保守化した中国は、やがて計画経済の看板を下ろして一党支配体制下での市場化と対外開放に本格的に乗り出した。

 こうした事態は、多くの戦後生まれが経験したことのない速さで進んだ。世の中の動きに頭が追い付かずに、新聞を見ても情報の渦に溺れそうな無力感を抱いたことを覚えている。

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