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栃木

コウノトリ2羽、渡良瀬遊水地に 定住の期待膨らむ

4月30日午前、野木町の田んぼで確認されたコウノトリ(野木町提供)

 渡良瀬遊水地とその周辺で、コウノトリの目撃情報が増えている。4月30日には、栃木県野木町内の田んぼに飛来しているのが確認された。同県小山市によると、千葉県野田市で放鳥された雄の「ひかる」が、2~3月に渡良瀬遊水地内に40日連続で滞在。4月は別の雄「きずな」とともに、2羽が初めて同時飛来したという。長期滞在の気配に、定住への期待が膨らむ。

     野木町によると、東部佐川野地区の有機農法の田んぼで30日午前9時半ごろ、コウノトリがエサを食べている様子が確認された。足輪の色から「ひかる」とみられるという。町民からの情報提供を受け、町職員が写真を撮影した。

     真瀬宏子町長も急きょ駆け付け、「コウノトリが飛来する豊かな自然環境と生態系を確保するため、周辺自治体として協力していきたい」と話した。同町内で確認されたのは約7カ月ぶり。

     小山市渡良瀬遊水地ラムサール推進課によると「ひかる」は昨年8月、渡良瀬遊水地に16日間滞在。今年2月に再び戻ってきた。40日間の滞在の間、市が設けた人工巣塔に枯れ草を運ぶ営巣行動も見られた。

     一方、4月12日には、雌1羽が上三川町付近に飛来したとの情報もあり、大久保寿夫市長は「つがいになれば、本物の巣作りになる」と期待している。

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