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“大先輩”横光利一の世界に触れて 上野高同窓会、古里ゆかりのエッセーや講演録を編集 伊賀 /三重

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岸宏子さんがきごうした石碑の横で、刊行した本を持つ福田和幸さん=三重県伊賀市の上野高校前で、大西康裕撮影
岸宏子さんがきごうした石碑の横で、刊行した本を持つ福田和幸さん=三重県伊賀市の上野高校前で、大西康裕撮影

 川端康成らと新感覚派の作家として活躍した横光利一(1898~1947年)の母校、県立上野高校(当時は県立第三中学)の同窓会が、伊賀に触れた横光のエッセーや講演録などを集めた書籍「横光利一と“ふるさと”伊賀」(A5判61ページ、税別500円)を刊行した。横光の生誕120周年を記念して企画した。編集した一人、福田和幸さん(69)は「横光にとっての伊賀を知ってもらいたい」と話す。【大西康裕】

 横光は約5年間、現在の伊賀市内の尋常小学校2校に通い、第三中学校を卒業した。書籍には「伊賀のこと」「芭蕉と灰野」「わが郷土讃 伊賀の国」のエッセー3編と、講演録「事変と私等」を収録。「私は伊賀が好きである」「伊賀の雰(きり)ほど美しいものはあまりなかった」などの文章がある。

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