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くらしの明日

私の社会保障論 生活困窮者のSOS 頑張りをたたえないで=立教大学教授・湯沢直美

湯沢直美氏

 生活が困窮している世帯に食料などを宅配してサポートをする認定NPO法人「フードバンク山梨」。2016年に、支援を提供した子どもがいる世帯にアンケート調査を実施している。経済的に苦しいと感じるようになった時期が、「第1子出産前・出産直後」「第1子が幼児の頃」という回答者が計約3割。子どもが幼い時期から生活困窮状況にある者が少なくないことが把握された。おむつやミルクが不足した経験がある者も4割に及ぶ。子どもが生まれてからフードバンクを利用する前までの時期に、「自殺したいと思った」経験がある者は2割強に上った。

 一方、食料支援を申請することに対するためらいが「とてもあった」という回答が約1割、「ややあった」を合わせると6割を超える。なかには、「支援の利用を言いふらす人がいる」「子どもがかわいそうになる」という声も寄せられた。

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