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政府は6月に策定する新たな財政健全化計画で、国と地方を合わせた基礎的財政収支(プライマリーバランス=PB)を黒字化する目標時期を2025年度とする検討に入った。従来の計画より5年先送りする。社会保障費の伸びについては3年で1.5兆円に抑えるという従来の目標を踏襲する見通しだが、与党との調整が難航する可能性もある。
安倍晋三首相は昨秋の衆院選で、消費税率を10%へ引き上げる際の増収分の一部を教育無償化などに充てることを表明し、20年度にPBを黒字化するという従来の目標時期を撤回。19年度以降を対象とした新たな財政健全化計画で、目標年度をいつまで先送りするかが焦点となっていた。
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