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大手商社決算

資源高が追い風 3月期、4社最高益

過去最高益の決算について説明する三菱商事の垣内威彦社長=東京都内で8日午後2時半

 大手商社5社の2018年3月期連結決算が8日、出そろった。石炭や鉄鉱石など資源価格の回復を追い風に、三井物産を除く4社が過去最高益を達成した。最終(当期)利益で三菱商事が2年連続で業界首位となったほか、資源分野の比重が大きい三井物産が3年ぶりに伊藤忠商事を追い抜き、業界2位に返り咲いた。【今村茜】

 三菱商事の連結最終利益は前年比27.2%増の5601億円で、10年ぶりに最高益を更新。商社で初めて5000億円の大台に乗せた。中国の資源需要が回復し石炭や銅などの価格が上昇。石炭を含む金属分野の最終利益は76%増の2610億円と大幅な増益となった。16年3月期に資源安で初の赤字に陥った同社は、17年3月期からの中期経営計画で市況に影響されない安定的な収益基盤構築を目指し非資源分野の強化を図っている。アジアでの自動車販売やサケ・マス養殖事業など非資源分野の利益は毎年増加しており、垣内威彦社長は「健全な状況になってきている。ちょっとやそっとで下振れする要素がなくなった」と話した。

 大手商社の中で資源分野の比重が最も大きい三井物産は、オーストラリアの鉄鉱石や石炭事業が好調で最終利益は36.7%増の4184億円だった。ただ、ブラジルの穀物集荷事業からの撤退などが響き、12年3月期の最高益には届かなかった。19年3月期は資源分野で減益を見込んでおり、「下振れの少ない非資源分野を強化する」(安永竜夫社長)。最終利益に占める非資源分野の比率を現在の28%から45%に引き上げる方針だ…

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