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「鴨川をどり」 シェイクスピア翻案 見応えたっぷりファンタジー 24日まで、先斗町歌舞練場 /京都

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 例年、前半の舞踊劇がドラマチックな芝居仕立ての「鴨川をどり」。今年は「真夏の夜の夢より~空想(そらおも)い」と題し、シェイクスピアを翻案した野心作で話題を呼んでいる。

 暗闇の中、時計を思わせる鐘の音が響くと、シャンと三味線が鳴って明かりが差し、松の巨木がそびえる舞台に、花道から子犬の精・白狗丸(はくまる)(久加代)が転がり出る。手首を曲げた犬の手ぶりで元気いっぱい、愛嬌(あいきょう)たっぷりの愛らしさだ。

 森を支配する松の王(豆千佳)は、浮気心が原因で妃(きさき)である月と仲たがいしている。鯉(こい)の精・鯉四郎(市楽)から事の次第を聞かされた白狗丸は、「恋ってなに? この白狗丸も、してみたい!」と宣言。鯉四郎は、その露がかかると恋に落ちるという「じゃらじゃら草」を与え、「恋をしてみよ、されてみよ」とけしかける。

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