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ぐるっと兵庫、大阪、京都

長谷川家住宅=京都市南区 会津軍の緊迫、日記や柱の傷に

築270年を超える長谷川家住宅。玄関に立つのは中川聡七郎さん=京都市南区東九条東札辻町で、高村洋一撮影

 <ぐるっと兵庫・大阪・京都 ちょい旅>

 かつて京の都に入る南の玄関口だった東九条地区にある「長谷川家住宅」(京都市南区)は江戸時代の農家建築として国の登録有形文化財に指定されている。幕末には藩主の松平容保(かたもり)が京都守護職にあった会津軍の部隊が宿泊し、挙兵した長州軍と戦った。座敷の柱には戦闘に赴く兵士の武具がこすれたとされる傷が残る。座敷に置かれたたんすなどの家具類は江戸や明治の良品。住宅に残る古文書が幕末を中心に地区の知られざる歴史を解き明かしつつある。【高村洋一】

 代々庄屋だったこの家は新築時の棟札から1742年に建てられたとされ、築270年を超える。一帯はかつ…

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