ドル高

新興国を直撃 資金流出、世界に悪影響か

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 米国の金利・通貨高が新興国の資金流出を引き起こし、世界経済に悪影響を与える懸念が強まっている。8日にはアルゼンチン政府が、通貨危機を防ぐため国際通貨基金(IMF)との支援協議を開始した。トランプ米大統領が8日表明したイラン核合意からの離脱はドル高傾向を強めかねず、市場に警戒感が広がっている。【小原擁、ワシントン清水憲司】

 「予防措置として、融資枠設定に向けIMFと協議を開始する。危機を防ぐ助けになる」。アルゼンチンのマクリ大統領は8日、地元テレビの演説でIMFに支援協議を要請したことを明らかにした。これを受けIMFのラガルド専務理事は「迅速に対応する」との声明を発表。米メディアによると、300億ドル(約3・3兆円)規模の融資枠が検討される見通しだ。

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