日中首脳会談

中国、日本米輸入拡大へ 指定精米施設を追加

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 日中両政府は9日の首脳会談で、日本産コメの中国向け輸出拡大措置で合意した。対中コメ輸出には、中国が認めた精米工場や殺虫処理施設を通す必要がある。これまでは中国側が認めた工場や施設が限られており、輸出量が伸び悩む原因となっていた。中国側が今回の首脳会談で工場や施設を追加指定することに応じたため、日本産コメを中国向けに処理する能力は2・8倍に拡大する見通しで、輸出増が期待される。

 日中両政府は2007年、日本産コメの中国向け輸出解禁で合意。しかし、中国側が病害虫の混入を避けることなどを理由に、精米工場は神奈川県の1カ所に、殺虫処理施設は同県の2カ所に厳しく限定し、ここを通すことを条件としたため、輸出量は年間数百トンにとどまっている。日本側はこれまでも、中国側に精米や殺虫処理施設の追加指定を求めてきた。しかし、日本政府による12年の沖縄県・尖閣諸島の国有化などで関係が冷え込…

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