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狂犬病注射、最適な方法は

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狂犬病の発生状況
狂犬病の発生状況

 国内で60年以上発生がない狂犬病だが、狂犬病予防法ですべての犬に登録と年1回の予防ワクチン接種が義務づけられている。しかし、科学的妥当性や犬の体に与える副反応の影響などから、将来の義務接種見直しについて、議論が起きている。

 ●日本では義務接種

 狂犬病は人を含む全ての哺乳動物が感染する病気。狂犬病ウイルスを持つ哺乳動物にかまれたり、傷口をなめられたりすることで感染する。感染後、速やかにワクチンを接種することで発症を防げるが、発症すればほぼ100%死亡する。アジアやアフリカの発展途上国を中心に、毎年5万人以上が死亡していると推計される。

 狂犬病の撲滅に向け、まずは人にとって身近な犬の狂犬病を抑えることが重要と考えられている。日本では1950年に狂犬病予防法が制定され、飼い犬の登録と予防注射が義務化された。こうした対策で発生は急激に減り、57年の猫の感染報告を最後に、国内での感染例はない。現在まで続く犬の義務接種は、海外からのウイルス侵入に備えるためのものだ。

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