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大分・耶馬渓

山崩れ現場で救助犬活躍 殺処分免れた犬も

中津市耶馬渓町の現場で行方不明者を捜索する救助犬のハルク=ピースウィンズ・ジャパン提供
殺処分寸前に引き取られて救助犬となった夢之丞=ピースウィンズ・ジャパン提供

 大分県中津市耶馬渓(やばけい)町金吉の大規模な山崩れ発生から11日で1カ月。山崩れ現場では、警察犬のほか、国内外の災害や紛争の人道支援をするNPO「ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)」が派遣した3匹の災害救助犬が尽力した。中には殺処分寸前に引き取られて救助犬となった犬も。3匹は現場を走り回り、がれきの隙間(すきま)に入るなどして活動を助けた。

 災害救助犬は、警察犬のように地面に残るにおいをたどって特定の人を探すのではなく、空気中に漂うにおいなどから不特定の人を捜す。派遣された3匹は2014年8月の広島土砂災害や16年4月の熊本地震などでも活躍。夢之丞(ゆめのすけ)のように、殺処分を免れた後、引き取ったPWJのスタッフと交流を重ねるうちに徐々に人間に心を開き、人を助ける役目を果たすようになった犬もいる。

 山崩れ発生翌日の12日、ハルクがほえた場所から女性の遺体が見つかった。ハンドラー(指導手)の大西純子さん(46)は「崩れた屋根の隙間に頭を入れて勢いよくほえた。目視では確認できない場所だった」。土砂災害は倒壊した家の隙間に土砂が流れこんで密閉され、においをかぎにくくなってしまう。救助犬たちは、においが流されてしまう雨の日の翌日などにも訓練を繰り返し、出動に備えている。【尾形有菜】

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